ニューヨークの老舗ジャズクラブで歌う日本人がいる。深尾多恵子。ジャズの本場ニューヨークで評価を獲得し、歌う場所を得た数少ない日本人シンガーの一人だ。1998年に単身渡米し、およそ20年。自ら道を切り拓き、歩み続けたその軌跡。あきらめないこと、好きなことを続けること。ニューヨークの老舗ジャズクラブで歌う日本人がいる。深尾多恵子。ジャズの本場ニューヨークで評価を獲得し、歌う場所を得た数少ない日本人シンガーの一人だ。1998年に単身渡米し、およそ20年。自ら道を切り拓き、歩み続けたその軌跡。あきらめないこと、好きなことを続けること。そのシンプルで強い想いが、前をむくすべての人の背中を押してくれるだろう。ニューヨークでの撮影・インタビューをもとに、著者・瓜生朋美と深尾多恵子が作り上げた自信作。2019年6月出版 143ページ
〈深尾多恵子〉----------------------------------------------------
滋賀県出身。ニューヨーク在住、国際的にライブを展開するジャズシンガー。全米での頻繁なライブ活動のほか、巨匠ダグ・カーンおよびビクター・ジョーンズの率いるグループ
でもボーカルをつとめ、その歌唱技術と音楽性は本場アメリカの音楽家やジャズファンから高い評価を得ている。
http://songbirdtaeko.com/jpn.html
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「夢を追う」とは、何だろう。そんなことを言うのは、現実を見ていない子どものようで、大人になると恥ずかしいと感じるだろうか。そんなことはないと、深尾多恵子が教えてくれる。彼女は人生をかけて、目指す姿に向かって努力を続ける。清々しいくらいひたむきに。たとえそれが、Untraveled(まだ人が歩いていない)な道であっても。(はじめに、より)
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『Untraveled(アントラベルド)ニューヨークが、ジャズシンガーにしてくれた』目次
・はじめに
・In the right place at the right time(ちょうどいい時にちょうどいい場所にいること)
バードランドの夜/リーダーは演出家であり、プロデューサー/ショーとしての完成度/運をたぐりよせる力
・頑張るのは、我慢なんかじゃない
シンガーとしてのスタートライン/背中を押した言葉/〝自由〟を超えた新しい世界/ニューヨークでの初ジャズライブ
・良し悪しを判断できるまで
司法書士兼ジャズシンガー/ニューヨークに居続けたい/The show must go on/歌う場所を求めて
・会社を出たら、音楽の一日が始まる
働いて得たこと/ハーレムで歌う/ブルーノートまでの1ブロック
・Take the audience to somewhere(聴衆の感情を揺り起こす)
現場で物語を作るのがジャズ/ワニタ先生の教え
・音楽で、生きていく
会社を立ち上げ、全米でCDデビュー/ ニューヨークの空気と故郷への想い/プロデューサーを迎えた3作目
・日本人であること
メリットか、デメリットか/日本の歌をジャズにする意味
・ふたつのホームタウン
子どもが生まれて、自由になった/なぜ、あなたがジャズを歌うの?
・ずっとフィールドプレイヤー
88歳のゴール/夢とは何か/A road untraveled
・あとがき
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